コレステロール値標準以上はなぜ危険?

2016-10-08_123927
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超えると怖い!コレステロールの正常な値

TVでも、ネットでも、新聞でも、耳にしない日はないほど、すっかり日本でも浸透した

「コレステロール」

メタボリックシンドロームを引き起こし、成人病の元凶の一つとして、

警戒されるようになってずいぶん経ちます。

働き盛りの40代の皆さんは、特にいつも気を付けておかなければならない

と言われますが、その割に、

「どのくらいがコレステロール値標準以上になるの?」といわれると、

イマイチ、ピンとこないのではないでしょうか?

日本人の場合、成人の総コレステロールの基準値は、

正常値が130mg/dl~200mg/dlと言われます。

「ちょっと気を付けたほうがいいですよ」という意味の、

境界値が201mg/dl~219mg/dl。

220mg/dlを超えたら、完全にレッドカード。高コレステロール血症という診断になり、

治療や投薬が必要になります。いわゆる「ドロドロ血液」というやつですね。

コレステロールが多すぎると、何が怖いか?というと、心臓や血管が詰まってしまう

血栓症や、狭心症、高血圧、脳出血、といった、血管の病気を起こしやすくなり、

死亡率が上がることが一番心配されます。

心臓や脳の血管の病気は、発作を起こせば命に係わり、一命を取り留めても深刻な

後遺症が残る可能性があります。

発作の前に見つかった場合でも、難しい手術が必要になるなど、

軽く考えて良いものではないのです。

更に、全身の血管の状態が悪くなることで、次から次へと、病気が連鎖することも

起こりやすくなります。

少ないからいい!というものでもないコレステロール

コレステロールには、良く知られているように善玉コレステロールと

悪玉コレステロールと呼ばれる、種類があります。

これに中性脂肪を加えた3つの総量が「総コレステロール値」と呼ばれています。

コレステロールの標準値と言われると、

「総コレステロールが低ければいいんだろう」と考えがちです。

しかし、なんでも低ければ良いというものではないところが、

実は厄介なところなんです。

コレステロールそのものは、本来、細胞を形作る原材料となるもので、

悪玉コレステロールも、適正な分量を保っていれば、血管を強く丈夫にするという

大事な役割を担っています。

ところが、過剰になると血管の壁の内側に入り込んで積もり積もって、

血管のしなやかさを失わせてしまうということになります。

この状態が「動脈硬化」といわれるものです。

善玉コレステロールは、余分な悪玉コレステロールを運搬する役割をしています。

これが不足すると自然と悪玉が増加することになるので、つまり、

コレステロールの総量の多い少ないだけでなく、

バランスよく存在しているか?も大切なんですね。

一方で、例え悪玉でも、コレステロールがあまりに減りすぎると、

今度は細胞がもろくなり、血管が適度な強度を保てなくなるという事態が起こります。

3種類のコレステロールのうち、1種類でも標準値を下回ることになると

「低コレステロール血症」と診断されます。

低コレステロール血症は脳出血のリスクが高いとされ、

これはこれで、危険ということになります。

また、コレステロール値が下がりすぎると癌のリスクや、うつ病など、

さまざまな病気を引き起こす可能性が高まるとも言われています。

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