句読点の良くない使い方

2016-10-08_123927
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 句読点は「あればいい」というものじゃありません

句読点は、文章のリズムを形作り、意味の明確化を助ける働きをもっています。

ですから、適当なところで息継ぎができるよう、文章の音韻も考えて打つのが

適切です。

例文を挙げてみましょう。

「本日の特売品は豚バラ肉100g98円普段の二割引特別価格でご提供いたします数量限定で先着100パック限りの特別販売です」

スーパーの呼び声でこんなのを、よく聞かれることと思います。

句読点なしのものを声に出して読んでみると、非常に読みづらいということが

実感できると思います。

では、「句読点があればいいのだろう。」と、やたらめったら打ってみるとどうなるでしょうか?

「本、日の、特売品は豚、バラ肉100g、98円普段の、二、割引特別価格でご提供

い、たします数、量限定で先、着100パック限り、の特別、販売です」

ホントに滅茶苦茶に打ってみました(笑)

意味の区切りを無視して打たれた句読点は、非常に読みにくいですよね。では、単語ごとに打つとどうなるでしょうか?

「本日の、特売品は、豚バラ肉、100g、98円、普段の、二割引、特別価格で、

ご提供、いたします、数量限定で、先着100パック、限りの、特別販売です」

まあ、読めないことはありませんが、なんとなく、人工音声読み出し装置のような感じで、なめらかさがありません。ついでに、読点だけだと、文章の区切りもわかりません。

「本日の特売品は、豚バラ肉100g98円。普段の二割引、特別価格でご提供

いたします。数量限定で、先着100パック限りの特別販売です。」

こんな感じに区切ると、なめらかに読めて、

更に、意味の繋がりもわかりやすくなります。

打ち方次第で意味の取り違え

句読点が全くない文章は、息継ぎができませんし、

どこで区切っていいかがわかりにくいため、意味の取り違えが起こりやすくなります。

昔の電報でよく使われた、間違いの事例として、

「カネオクレタノム」

というものがありました。

今では祝電でも漢字が使えるようになりましたが、昔の電報は

カタカナのみで表記されていて、しかも「オ」と「ヲ」が兼用だったのだそうです。

受け取った親は

「金をくれた、飲む」

だと思ったのに、送った子供の方は、

「金送れ、頼む」

のつもりだった、と、意味が180度違う内容になってしまったというわけです。

もし、カタカナだけの文だったとしても、

「カネ、オクレ、タノム」

のように、読点が打たれていれば、誤解が生じる余地はなかったでしょう。

打ち方を間違えると意味が変わってしまうので、注意が必要です。

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